東葛ホールディングスが発表した2011年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比35.7%減の4800万円と大幅減益となった。
売上高は同23.7%減の12億2500万円と大幅な減収となった。東日本大震災による部品不足でホンダが減産した影響で第1四半期に受注した新車の納期が軒並み7月以降となった。このため、実質的に在庫車のみの販売で販売台数は同43.0%減299台にとどまった。サービス売上げは横ばいだった。
新車の販売が低迷する中、中古車販売に注力した結果、販売台数は同11.0%増の405台と好調だった。
収益では新車の落ち込みによる利益の減少が響いて、経常利益は同35.9%減の4600万円となった。
当期純利益は同20.3%減の3000万円だった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。