アイシン精機が発表した2011年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、経常損益が14億7100万円の赤字に転落した。前年同期は481億円の黒字だった。
売上高は前年同期比19.8%減の4570億0600万円と大幅減収となった。東日本大震災の影響で自動車の生産が減産となったため、エンジンやドライブトレイン関連、ブレーキ、シャシー、ボディなど自動車部品の受注が落ち込んだ。
収益では、営業損益が48億0300万円の赤字だった。当期損益は6億1500万円の赤字となった。
中間期業績見通しは、想定していたよりも早く自動車の生産が回復しているため、上方修正したが、通期業績見通しは前回予想を据え置いた。