自転車と正面衝突の歩行者、意識不明の重体

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8日午前7時ごろ、福岡県福岡市西区内の市道を走行中の自転車と、対向してきた歩行者が正面衝突する事故が起きた。この事故で歩行していた86歳男性が意識不明の重体。自転車に乗っていた高校3年生(17歳)の男子生徒も軽傷を負った。

福岡県警・西署によると、現場は福岡市西区生松台1丁目付近。車線区別の無い幅員約6mの急なカーブ。自転車の進行方向に左カーブで下り勾配となっていた。17歳の男子生徒が乗る自転車は道路中央を走行していたが、カーブを曲がりきったところで対向してきた86歳の男性と正面衝突した。

男性は後方に弾き飛ばされて頭部を強打。近くの病院へ収容されたが、意識不明の重体。自転車も転倒し、男子生徒も打撲などの軽傷を負った。

警察では業務上過失傷害容疑で男子生徒から事情を聞いているが、調べに対しては「カーブを抜けたら人がいた」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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