マツダの国内営業を担当する稲本信秀常務執行役員は30日の新型『デミオ』発表会見の席上、6月9日に始めた同車の予約受注が20日間で6500台に達したと明らかにした。
新モデルの月間販売計画は6000台だが、これを若干上回った。稲本常務は「実車が全国の販売店に行き渡ったのは本日くらいであり、それを考慮すると感度のいいスタートになった」と評価した。
新型デミオは1.3および1.5リットルのエンジンを搭載し5グレードを設定しているものの、SKYACTIVの新エンジン搭載モデルは1グレードのみ。同社広報部によると、受注のうち約8割が「SKYACTIV」グレードになっているという。
10・15モードで1リットル当たり30kmという燃費性能が評価されている。モデルサイクルでの計画によると、同グレードはシリーズの6割を想定している。