【ホンダ NSF250R 発表】Moto3用レーサーバイクを12月に発売

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【ホンダ NSF250R 発表】Moto3用レーサーバイクを12月に発売
  • 【ホンダ NSF250R 発表】Moto3用レーサーバイクを12月に発売
  • 【ホンダ NSF250R 発表】Moto3用レーサーバイクを12月に発売
  • 【ホンダ NSF250R 発表】Moto3用レーサーバイクを12月に発売
  • 【ホンダ NSF250R 発表】Moto3用レーサーバイクを12月に発売
  • 【ホンダ NSF250R 発表】Moto3用レーサーバイクを12月に発売
  • 【ホンダ NSF250R 発表】Moto3用レーサーバイクを12月に発売
  • 【ホンダ NSF250R 発表】Moto3用レーサーバイクを12月に発売
  • 【ホンダ NSF250R 発表】Moto3用レーサーバイクを12月に発売

ホンダ・レーシングは6月8日、2012年から始まるWGP Moto3クラス用に新開発したロードレースバイク「NSF250R」を発表した。都内にて開催された発表会では、同社代表取締役・鈴木哲夫氏と本田技術研究所 二輪R&Dセンター開発責任者・塚本飛佳留氏がプレゼンテーションを行なった。

鈴木氏は記者会見で、ホンダがこれまで培ってきた125ccモータースポーツの歴史を紹介した。1976年に生産が開始された「MT125R」と後継機の「RS125R」は、34年間にわたり2ストロークレーシングマシンとして販売され続け、累計生産台数は1万5000台を記録。世界中の二輪モータースポーツの裾野拡大に貢献しただけでなく、RS125Rは9人の世界チャンピオンを誕生させた。そんな名車RS125Rだが、環境問題への対応とレースレギュレーションの変更により、2009年モデルを最後に生産が終了している。

今回発表された新型車種NSF250Rは、2012年から始まるMoto3の新規定(4ストローク単気筒250ccエンジン)に適合した新世代ロードレースマシン。鈴木氏は「開発のキーワードは“Next Racing Standard”。RS125Rの高い運動性能を損なわずに、250cc4ストローク水冷エンジンで実現させた新世代のマシン」と紹介した。

そして開発責任者の塚本氏は、「軽量クラスの特徴はコンパクトな車体サイズとクイックなレスポンス性。NSF250Rは、重いエンジンとマフラーを車体中心にレイアウトし、RS125R同等以上の操縦性を確保した」と語った。

なお、NSF250Rのプロトタイプマシンは、7月2〜3日にツインリンクもてぎで開催される「MFJ全日本ロードレース選手権第3戦 スーパーバイクレース in もてぎ」から実戦投入される。参加チームとライダーは、「7C with ハルク・プロ」の仲城英幸選手と、「F.C.C. TSR Honda」の藤井謙太選手。

さらに、8月26〜28日のスポーツランド菅生の「MFJ 全日本ロードレース選手権第6戦 スーパーバイクレース in SUGO」からは、HRCサービスショップ11店がNSF250Rの先行量産車両で出場予定。これらのレースで収集したデータをもとにセッティングを詰め、一般発売後のサービス活動に活かす予定とのこと。

NSF250Rの一般発売は12月から。価格は174万9510円を予定している。

《佐藤隆博》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集