JR東海は6月7日、東京~名古屋を結ぶリニア中央新幹線の中間駅の建設候補地を公表した。
リニアの東京~名古屋間は、2014年から着工、2027年の開業を目指しており、同社は通過する神奈川、山梨、長野、岐阜に1駅づつ設置することにしている。
今回、駅の候補地として神奈川県は相模原市、山梨県は甲府市に近いエリア、岐阜県は中津川市とした。長野県の候補地は後日公表する。名古屋は名古屋駅を利用する。
リニアの駅については、東京、名古屋とその後に延伸する大阪を除く中間駅については自治体が負担して建設することにしており、同社は今回の候補地の自治体と具体的な設置場所について検討に入る。ただ、駅の建設には、多額のコストが必要なため、候補地にそのまま建設できるかは不透明だ。