トヨタ、アフリカの子供たちの食を支援するプログラムを導入

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TFTプログラムの概要図
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トヨタ自動車は5月31日、社会貢献活動の一環として従業員が気軽に参加でき、従業員の生活習慣病予防と飢餓で苦しむアフリカへの子どもたちへの支援を同時に行える「テーブル・フォー・ツゥ(Table For Two、TFT)」プログラムを導入すると発表した。

プログラムは、世界の貧困・食料問題の解決に取り組むNPO法人テーブル・フォー・ツゥ・インターナショナルが推進している。トヨタは、その趣旨に賛同し6月1日から毎週水曜日に寄付付きのヘルシーランチを、東京本社と豊田本社地区の計15の従業員食堂で開始する。プログラムは順次全社展開していく予定。国内自動車メーカーでのTFTプログラムの導入は初めて。

トヨタののTFTプログラムでは、カロリーを抑えたヘルシーランチを購入すると、従業員から1食あたり10円、トヨタからの同額の10円の計20円を寄付する。この寄付金は、TFTインターナショナルを通じてアフリカの飢餓で苦しむ子どもたちに学校給食1食分(20円)として提供される。

TFTインターナショナルは、世界の食の不均衡を同時に解決する目的で設立された。現在、アフリカのウガンダ、ルワンダ、マラウィ、エチオピアの子どもたちに学校給食を届けている。

トヨタは、東日本大震災の被災地支援の一環として、従業員食堂で被災地の食材を使用した東北地方のご当地メニューなども提供しており、今後、TFTメニューの食材の一部にも使用していく予定。

《レスポンス編集部》

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