カロッツェリア「サイバーナビ」は3年毎にフルモデルチェンジを行うが、今年(2011年)がその年にあたる。モデルチェンジの度に新機能を打ち出して「最高のナビ」をアピールするが、今回の目玉となるのが「ARスカウターモード」だ。これはCMOSカメラが撮影した映像をリアルタイムで処理し、ナビ画面に映し出すというもの。目的地を設定していれば「空にルート線が投影された状態」となる。タイムラグはほとんどなく、運転者が見たままの映像がナビの画面中にも現れるというのは不思議な感覚を覚える。世の中に難交差点と呼ばれる箇所はいくつもあり、交差点拡大図だけではわかりにくいところもあったが、ARスカウターモードを使った場合は実際の風景に重ねる状態でルートが投影されるだけではなく、建物や街路樹で見えにくくなっているランドマークであるとか交差点までの残距離もバーで表示されるようになっている。これによって、「曲がるべきポイント」というのは従来よりも格段に把握しやすくなった。カメラが撮影した映像内に信号機が存在する場合にはこれも検知しており、信号が赤から青に変わると運転者に警報音で発進を促す機能もある。あくまでもアシスト機能の一部であり、運転者に課せられた前方注視の義務が無くなるわけでもないが、うっかり防止には役立つ。
サイバーナビDSP活用術 愛車アクアが劇的に変わる音作り[Pro Shop インストール・レビュー]by AUDIO.VISUAL.SECURITY FIST 後編 2025年7月19日 愛車のアクアに対して大好きなパイオニアのユニットを中心にシ…
小さな車体に大きな感動! スペーシアカスタム×carrozzeria Xの勝利方程式[Pro Shop インストール・レビュー]by AUDIO.VISUAL.SECURITY FIST 後編 2025年9月13日 往年の名システムであるカロッツェリアXを使って愛車のスペーシ…