マイクロソフトは2日、フォルクスワーゲングループにソフトウェアを供給するe.solutionsとの間で、マイクロソフトが保有する技術に関するライセンス契約を締結したと発表した。
e.solutionsは2009年、フォルクスワーゲンの子会社のアウディとEB(Elektrobit)社が共同設立。フォルクスワーゲングループ各社に、自動車用ソフトウェアを納入している。今回の契約により、e.solutionsはマイクロソフトが保有する最新世代のファイルシステム、「exFAT」(Extended File Allocation Table)技術を、利用することが可能になる。
exFATは、さまざまなエレクトロニクス機器に保存できるファイルのサイズやアクセス速度のレベルを、飛躍的に高めるテクノロジーだ。
今後、フォルクスワーゲングループの次世代車載インフォテインメントシステムの開発に、このexFAT技術が活用されるものと見られる。