トヨタ自動車の豊田章男社長は4月22日、記者会見で「次世代環境車対応は全方位でやる」と述べ、次世代環境者に対しては従来の計画を推進する方針とした。
豊田社長は「電気自動車(EV)を2012年を目標に市販する方針に変化は無い」とし、計画通りEVやプラグインハイブリッド車(PHV)を市販する。
豊田社長は被災地に入った際、ガソリンが不足している状況を目の当たりにし、同時に環境対応車の燃費効率の高さなど改めて実感。「HV、PHVという方向にお客様が向いているのかなということを強く感じた」という。
同社では今後もEVやHVなどの環境対応車が自動車メーカーの生き残りを左右すると見ている。