東京ガス、庄内風力発電に資本参加

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東京ガスは、日立エンジニアリング・アンド・サービスなどが出資する庄内風力発電に資本参加した。庄内風力発電が発行する第三者割当増資を引き受け、発行済み株式数の30.2%を取得した。

また、東京ガスと庄内風力発電は、庄内風力発電が運営する遊佐風力発電所の年間想定発電量の30%に相当する環境価値を東京ガスが購入する売買契約も締結した。

庄内風力発電は、2010年12月に運転を開始した遊佐風力発電所など、山形県内で2か所の風力発電所を運営している。発電総出力は1万5910kWで、年間想定発電量37GWh。

東京ガスは、庄内風力発電への事業参画、環境価値の購入、活用を通じて再生可能エネルギーの活用と、地域エネルギーの最適利用を図る分散型エネルギーシステムの検討などに活かす。

東京ガスが風力発電事業に参画するのは、東京ガス袖ヶ浦工場での風力発電設備の建設に続き2例目となる。

東京ガス、日立エンジニアリング・アンド・サービス、日立キャピタルの3社は今後、世界的に関心の高まる地球温暖化対策のひとつとして、風力発電事業がCO2排出量削減にどのような形で貢献できるかを具体的に検討していく。

《レスポンス編集部》

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