プジョーは14日、19日に開幕する上海モーターショーに出品するコンセプトカー、『SXC』の概要を明らかにした。SXCは、上海の中国技術センター内にあるプジョーデザインスタジオが設計。SUVの力強さにセダンのエレガントさを併せ持つ、新しいクロスオーバー像を提案する。ボディサイズは、全長4870×全幅2035×全高1610mm。コンセプトカーの『SR1』にも見られたフロントグリルが、新時代のプジョーの表情を印象づける。後部ドアは逆ヒンジで開閉し、優れた乗降性を実現した。パワートレインは、プジョー自慢の「ハイブリッド4」。エンジンは1.6リットル直列4気筒ガソリンターボで、最大出力218psを引き出す。モーターは最大出力95psで、トータル313psのパワーを獲得。それでいて、欧州複合モード燃費は17.24km/リットル、CO2排出量は143g/kmと環境性能は高い。プジョーはSXCを、「中国の顧客の嗜好に合わせたクロスオーバー」と説明。将来このデザインが、市販モデルに反映されると見て良さそうだ。
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