7日23時32分頃発生した宮城県沖を震源とする地震は、3月11日に発生した東日本大地震の余震とされる。震度6強、マグニチュード7.1の、余震の中でも最大クラスのものだった。
仙台管区気象台によると、東日本大地震の震源域(南北500km、東西200km)の中でマグニチュード7クラスの余震は、11日以降3回、岩手県沖、茨城県沖、三陸沖(海溝軸)の東側で発生した。
川原田義春地震情報官は、「本震の規模が極めて大きいために、広い範囲で余震活動が今も続いている。余震の数は減ってきてはいるが、より活発なレベルにあることは変わりない」と話す。
同気象台は、最大震度5強(マグニチュード7クラス)の地震が震源域で発生する確率を発表している。それによると6日から8日、9日から11日ともに10%。
今回の余震でも、この確率は「変わらない」(川原田氏)という。