UDトラックスは24日、大型・中型トラック『コンドル』の制動装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2004年2月2日~2006年10月2日に製作された3953台。
再生制御式DPF搭載車で、排気管付近に配索されたブレーキ用エアチューブ、駐車ブレーキ用ケーブルおよび変速機用ケーブルが高温になり、エアチューブやケーブルが溶けて制動力の低下、駐車ブレーキの作動不良、変速機の操作性不良となることがある。
全車両、エアチューブとケーブルを対策品と交換する。
不具合発生件数は5件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。