東芝は3月22日、東北・関東地方の電力不足を解消するため、本社にグループ150人で構成する「対策チーム」を設置したと発表した。

電力会社に要請に対応した東京電力と東北電力の被災した火力発電所、変電所・開閉所などの送変電設備の復旧支援や、定期検査中の火力発電所の運転再開前倒しに向けて技術員の派遣、部品の供給などで協力する。これによって早期に電力不足による計画停電問題の解消を目指す。

また、同社は福島第一原子力発電所の安全確保に向けて同社の原子力エンジニア拠点である磯子エンジニアリングセンターに技術者700人で構成する専門対策チームも設置しているほか、政府と東京電力の要請に対応して現在、技術者100人を福島第一、第二原発に派遣して技術的な支援・検討を行っているが、これらについても順次、増強していく。

このほか、同社グループ会社の米国ウェスチングハウスや、ショー・グループ、B&Wなどの米国の原子力関連企業から原発の安全確保に向けた支援の申し出を受けており、具体的な協議に入っている。
《編集部》