東京電力は、3月13日以降に予定していた輪番停電を回避できる見通しとなったと発表した。
3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大地震)で福島第一・第二原子力発電所をはじめとする発電所、流通設備などが大きな被害を受けていることから、電力需給が厳しくなっている。
このため、同社は3月13日以降、輪番停電する可能性を公表していたが、3月12日と同様に、UFRによる対応の目処が立ったことから、輪番停電は回避することができる見通しとなった。
ただ、同社は「週明け以降も予断を許さない状況」としており、引き続き節電を呼びかけていくとともに、輪番停電の可能性があるとしている。