富士重工業が発表した2010年4〜12月期(第3四半期)の連結決算は、経常利益が前年同期の41.6倍の748億円と過去最高となった。
新車販売台数は、前年同期比22.8%増の48万7975台と好調だった。国内販売はエコカー補助金終了による反動減の影響で同0.6%減の11万8161台となった。海外販売は中国や北米で『レガシィ』、『フォレスター』が好調だったため、同32.8%増の36万9814台となった。
このため、売上高は同16.1%増の1兆1746億円と過去最高だった。
営業利益は海外販売増によるモデルミックスの改善や原価低減などの効果が為替差損や試験研究費増などの減益要因を吸収、前年同期の18.9倍の735億円と過去最高。当期純利益も584億円の黒字となって過去最高だった。