普通、車のキズはないほうがよい。しかし、キズのつけ方と処理方法によっては、とてもきれいなホログラム風の立体感のある模様に見えるらしい。そんな新しい塗装方法(?)が東京オートサロンで展示されていた。
もちろん、きれいな3Dっぽい模様に見せるためには、ただキズをつければよいというわけではない。
原理は、まず、ベースの塗装をすべて落として、鉄板の地がでるようにする。そこに職人が、グラインダーで細かい模様をつけていく。そして、その上からクリアー塗装を重ねていく。詳細は不明だが、この工程でホログラムシールのようなきらめく立体模様が再現され、見る角度によってうねりが動いて見えるのだ。