フェラーリが2011年3月に開幕するジュネーブモーターショーに、画期的な新型車を出品する計画であることが判明した。
これはフランスの自動車メディア、『autosblog.fr』が22日に報じたもの。同メディアの取材に対して、フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、2011年のジュネーブモーターショーで、画期的な新型車を発表することを示唆したという。
すでにフェラーリは、2011年に、『458イタリア』のオープン版である「458イタリアスパイダー」と、『612スカリエッティ』後継車の、2つの新型車をリリースするプランを公表済み。この2台の中では、612スカリエッティ後継車が2011年のフェラーリのハイライトといえる。
しかし、モンテゼーモロ会長が「画期的」と表現するからには、何らかの隠し玉が用意されていると見るべき。それは、同社初の市販ハイブリッド車ではないかと予想される。
フェラーリは前回のジュネーブモーターショーに、『599』をベースにしたハイブリッド実験車、『HY-KERS』を出品。2011年のジュネーブでは、612スカリエッティ後継車が、ハイブリッドとともにデビューする可能性がある。