19日午後2時ごろ、岐阜県高山市内の国道41号を走行していた大型トレーラーの荷台に積載されていた重機が、JR高山線の鉄橋手前に設置されていた高さ制限ゲートに接触。対向車線側へ転落する事故が起きた。クルマ2台が衝突し、1人が軽傷を負っている。
岐阜県警・高山署によると、現場の高さ制限は4.3mとなっているが、荷台に積載されていたショベルカーのアーム最上部は地上から約4.5mだったとみられる。ショベルカーは制限ゲートに押されるようにして対向車線側へ転落。ゲートも倒壊した。
転落したショベルカーや倒壊したゲートにはクルマ2台が避けきれずに衝突。このうち1台に乗っていた77歳の男性が打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。
現場は高山市国府町上広瀬付近で、片側1車線の緩やかなカーブ。警察ではトレーラーを運転していた40歳の男性から自動車運転過失傷害などの容疑で事情を聞いている。