世界最大の企業といわれる米国のGE(ゼネラル・エレクトリック)。そのGEが2015年までに、2万5000台ものEVを導入するプランを打ち出した。
同社が11日に発表したところによると、GEは世界各地の事業所に配置する社有車などを、EVに順次代替する計画。2015年までに、2万5000台のEVを各自動車メーカーから購入するという。
これは1社が導入するEVとしては、過去最大規模。GEは2万5000台のうちの約半数に当たる1万2000台をGMから購入し、その中にはGMが年内に米国の一部エリアで発売する新型プラグインハイブリッド、シボレー『ボルト』も含まれるということだ。
GEの発表を受け、GMのダン・アカーソンCEOは、「EVこそ、排出ガスと石油依存を減らす最高の技術だ。今回の取り組みがボルトの販売にも弾みをつけるだろう」とコメントしている。
ちなみに、GMはボルトを「EV」と定義しているが、「ボルトはEVではない」とするメディアも多い。