マツダ中間期決算…新車好調、全ての利益段階で黒字

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新型プレマシー生産ライン(宇品第2工場)
  • 新型プレマシー生産ライン(宇品第2工場)
  • デミオ
  • CX-7

マツダが29日に発表した2010年9月中間期の連結決算は、国内外で新車売上げ台数が増加し、営業利益が121億円と黒字転換した。前年同期は220億円の赤字だったため、321億円改善した。

期中の新車販売台数は、国内がエコカー補助金制度の効果で『デミオ』や『プレマシー』が好調で同19%増の12万5000台となった。海外は欧州が同13%減の10万8000台となったものの、北米が『CX-7』や『CX-9』などの販売が好調で同12%増の17万7000台、中国が同31%増の11万2000台、その他地域もタイなどが好調で同31%増の13万7000台となった。

グローバル販売台数は同14%増の65万9000台となった。この結果、売上高は前年同期比16.9%増の1兆1576億円と大幅増収となった。

収益は、増収やコスト削減の効果で、経常損益が前年同期の295億円の赤字から、208億円の黒字となった。当期純利益も55億円の黒字となった。

《レスポンス編集部》

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