【ITS世界会議10】デンソー、3つの『つなぐ』

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デンソー・スタンド(イメージ)
  • デンソー・スタンド(イメージ)
  • デンソー・シンクロコンセプト

デンソーは、10月25日から29日まで、韓国釜山市で開催される「第17回ITS世界会議釜山2010」に出展する。

今回の展示ブースでは同社のITS事業のテーマ「環境にやさしく、安全・安心で、ワクワク感のあるクルマ社会」を具体化するためのキーワード、「人とクルマをつなぐ」「人と社会をつなぐ」「クルマと社会をつなぐ」の3つの「つなぐ」を切り口に、様々な技術や製品を展示する。

展示のハイライトは「シンクロコンセプト」と名づける未来型コックピットで、3つの「つなぐ」に関する将来技術を使った各種アプリケーションの事例を紹介する。

人とクルマをつなぐ技術では、カメラがドライバーの顔画像から眠気を検知し、眠気を感じていると判断した場合、ナビ地図上に最寄りのカフェをアイコンで複数表示し、一つを選択するとルート案内を開始する。

人と社会をつなぐ技術は、ステアリングに接続されたスマートフォンを介してWebサイト上の人気メーターランキングから最新のデザインのメーターをダウンロードしたり、好みのデザインのメーターを選択してTFTメーター上に表示する。

クルマと社会をつなぐ技術は、路車間通信により前方の複数の信号の状態を入手し、赤信号で停止することなく通過するための推奨速度を車が計算しメーターに表示する。

このほか、会場では乗員の安全運転、省燃費運転を実現するための運転アドバイスなどを行う「省燃費運転支援システム」や様々な運転シーンで複数の車載カメラからの映像を合成しドライバーの周囲を死角も含めて表示する「マルチサポートビジョンシステム」、安全性を考慮したスマートフォンの操作が可能な「スマートフォン連携端末」など、ITS関連技術や製品を展示する。

《レスポンス編集部》

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