【ロサンゼルスモーターショー10】マツダの超軽量スポーツ、3つの“ゼロ”がキーワード

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ロサンゼルスモーターショー主催団体は20日、「第7回デザインチャレンジ」に参加する各社の作品を公開した。マツダは、『MX-0』を出品する。

デザインチャレンジは、ロサンゼルスモーターショーの恒例イベント。米国カリフォルニア州にデザイン拠点を置く自動車メーカーが参加するデザインコンペティションだ。今年は、GM、ホンダ、ヒュンダイ、マツダ、メルセデスベンツ(スマートとマイバッハ含む)、日産、トヨタ、ボルボの8社が、エントリーしている。

今年のテーマは、「1000ポンド(約450kg)の車」。快適性や衝突安全性能を満たしたうえで、究極の軽量車のデザインを競い合う。

マツダのMX-0は、3つの「ゼロ」をコンセプトに掲げる。ゼロウェイト、ゼロカーボン(排出ガスなし)、ゼロマス(抵抗なし)だ。

MX-0には、歴代『MX-5』(日本名:『ロードスター』)で培われた軽量化技術を投入。強力なトルクを引き出すモーターを組み合わせることで、圧倒的パフォーマンスを実現する。マツダは「加速とコーナリング性能は驚異的」と説明している。

外観は、エアロダイナミクスを徹底追求したフォルムが特徴。軽量化のため、シャシーにカウルをかぶせる方式を採用する。走行抵抗を減らすため、タイヤは非常に細い。

デザインチャレンジの審査結果は11月18日、ロサンゼルスモーターショーの会場で発表。ちなみに、2008年は「2025年のレーシングカー」がテーマで、マツダの『KAAN』(還)が優勝を勝ち取っている。

《森脇稔》

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