政府は8日、家電エコポイント制度の見直しを発表した。エアコン、冷蔵庫、地上デジタル放送対応テレビは、12月1日以降の購入分からポイントがほぼ半減され、2011年1月からは対象が☆5の製品でかつ買い替えのみに限定された。
12月1日以降の新たなポイントの一例を示すと、地上デジタル放送対応テレビの場合、42、40インチで2万3000点だったものが1万1000点に減点、冷蔵庫の401〜500リットルで9000点が5000点に、エアコンの2.8kW、2.5kWで7000点が4000点にそれぞれ減点される。
また、2011年1月1日以降の購入分からは、省エネラベル☆5の製品(エアコン、冷蔵庫、地上デジタル放送対応テレビ)で、かつ買い換え(リサイクル)の場合に限定された。買い換えの場合に限定することに伴い、リサイクルポイント加算制度も廃止される。
いずれも、来年3月末までの制度実施を円滑化するための調整措置としている。