三洋電機、HIT太陽電池モジュール工場が竣工…生産能力250MWに

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三洋電機は29日、滋賀事業所(滋賀県大津市瀬田)に「HIT太陽電池モジュール工場」の新棟が竣工したと発表した。

滋賀工場は、2008年8月にHIT太陽電池モジュール工場として開所し、現在100MWの生産能力で稼動している。国内の太陽光発電市場は、環境意識の高まりや、昨年から始まった余剰電力買取制度の開始に伴って、需要が急増している。同社はこうした需要に対応するため、滋賀工場に新棟を建設し、太陽電池モジュールの生産能力を増強する。

約16億円を投じて建設した新しい太陽電池モジュールの建屋は、計画通りに竣工した。今後、設備を導入して増産が完了すると、滋賀工場全体の生産能力は250MWとなり、二色の浜工場とあわせると国内の生産能力は290MWとなる。

《レスポンス編集部》

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