フェラーリが30日に開幕するパリモーターショーにおいて、燃費性能へ配慮した『カリフォルニア』の新グレード発表を計画しているという。
これは、イタリアの自動車メディア、『OmniAuto』が報じたもの。同メディアによると、このカリフォルニアは、ハイブリッドではないという。引き続き4.3リットルV型8気筒ガソリンエンジンを搭載するが、直噴システムのチューニング見直しやフリクション低減、気筒休止機構やブレーキエネルギー回生システムの採用などにより、燃費性能を引き上げているとのことだ。
フェラーリは2007年比で燃費を30%、排出ガス性能を40%改善する目標を掲げる。カリフォルニアの新グレードは、このコミットメント実現への意思表示と受け取れる。