NEXCO西日本、急速充電インフラの実証調査 沖縄と名神で

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NEXCO西日本は、沖縄自動車道と名神高速道路で電気自動車急速充電インフラの実証調査を行うと発表した。

NEXCO西日本では、EVの性能向上と本格普及に向けた市場準備期間という現状の中で、SAやPAは目的地や拠点地間を結ぶ「経路地充電」の候補地であるという認識のもと、EV・PHVタウン構想やEC普及促進に積極的に取り組んでいる自治体や企業と連携して、充電インフラ整備に関するベストプラクティスやノウハウを獲得するための実証調査を行う。

沖縄県では、2013年3月までに50基の急速・中側充電スタンドを整備、全国では初となるEV充電インフラ整備・運営を行うエー・イー・シーを設立して、観光客の移動手段として利用の高いレンタカーへのEV普及促進を図る活動を考えている。

そこで、NEXCO西日本ではエー・イー・シーと業務提携を行い、沖縄自動車道・中城PA、伊芸SAに6基の急速充電設備を設置、沖縄自動車道を利用するEVユーザーの利用実証調査・課金システムの技術実証調査を行う。機関は、2011年4月~2013年3月を予定している。

また、充電スタンドの予約システム(おおさか充電インフラネットワーク)や太陽光発電と蓄電器を組み込んだ充電システムの実証を行う大阪府とともに、名神高速道路・吹田SA(上り)に急速充電設備1基を整備し、充電予約システムやEV初期需要創出段階での利用実証調査をNEXCO西日本では実施する。期間は2011年1月~2011年3月を予定している。太陽光発電と蓄電池を組み込んだ充電システムの整備は、高速道路会社としては初めての取り組みとなる。

《編集部》

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