トヨタのグループ世界生産計画、ピーク時の9割弱に

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イギリス工場(写真の車はアベンシス)
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トヨタ自動車は4日、2010年の世界生産台数がグループ合計で前年にくらべ16%増の838万台になると発表した。ピーク時の9割弱にまで戻るとの見通しだ。

トヨタは同17%増の745万台の計画。国内が前年にくらべ17%増の320万台、海外が同19%増の425万台となる。グループのダイハツ工業は国内68万台、海外14万台の合計82万台、日野は国内10万台、海外1万台の合計11万台の計画を示した。

トヨタは2009年末に2010年の世界販売台数見通しを発表したが、生産計画は未発表だった。国内は補助金効果により販売が増加しているほか、アジアなどの新興国の販売が経済成長にともなって増加している。

ピーク時の07年はグループ生産台数が939万7000台、トヨタが853万4000台。2010年はグループ合計でピーク時の89.1%、トヨタ単体で87.2%まで戻す見通しだ。

《編集部》

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