東洋ゴム工業が発表した2010年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が26億1200万円と黒字となった。前年同期は30億円の赤字だった。
売上高は前年同期比15.7%増の721億6200万円と増収となった。国内新車用タイヤはエコカー補助金制度などの効果で販売数量、売上げともに増加した。国内市販用タイヤも販売が好調に推移した。海外市販用タイヤは北米向け、欧州向け、東南アジア向けともに好調だった。
経常利益は13億9900万円、当期純利益は7億4300万円となった。
中間期業績見通しは上方修正したが、通期業績見通しは為替や原材料価格などの不確実要素が多いため、前回予想を据え置いた。