フェラーリは27日、2010年第2四半期(4~6月)の決算を公表した。売上高は前年同期比8.6%増の4億8800万ユーロ(約556億円)。純利益は10%増の7700万ユーロ(約88億円)だった。
増収増益の要因は、従来からの『カリフォルニア』に加えて、『458イタリア』や『599GTO』などのニューモデルが売れたこと。2010年4~6月の世界セールスは、前年同期比2.6%増の1615台と堅調だ。
2010年上半期(1~6月)では、前年同期比2%増の3200台を販売。米国では10%増、中国では20%を超える伸びを見せた。
フェラーリは、「車名別では458イタリアや599GTO、市場別では米国や中国が牽引。フェラーリストアの通販部門も、売り上げを40%伸ばしている」とコメントしている。