ドイツGPでチームオーダーを発令し、スチュワードから罰金を科せられたフェラーリについてFOM会長のバーニー・エクレストンがコメントし、チームオーダーを問題視していないとの見解を明らかにした。
フェラーリへのペナルティは取り消されるべきだと思うか、と問われたエクレストンは次のようにコメント。「もしそう思う人がいるなら、私も同感だ。彼らはチーム内部にいる人間として当然のことをしたまで。どのようにチームを運営するのかは、それぞれのチームの自由なのだから」
「話し合われるべき事柄があるのは事実。ただし私の個人的な見解では、チームはチーム。それぞれが好きなようにやればいいと思う」とエクレストン。
元F1ドライバーのデビッド・クルサードもチームオーダー容認派の一人である。「チームオーダーはF1に起こりうるもの。これまでも、これからも、チームオーダーは無くならないよ。チームオーダーを防ぐ唯一の方法は各チーム一台のみの出走にすること。2台のマシンがあるかぎり、避けられないよ」とクルサードは語っている。