首都高速道路は15日、インドネシア共和国の有料道路会社のジャサマルガ、インフラ投資会社のアストラテルと協力することで合意、覚書を締結した。
首都高速とジャサマルガ、アストラテルは、インドネシアと周辺国の高速道路整備での情報交換やビジネス開発で協力する。
具体的には、インドネシアでのITS、ETCの適用に関する意見交換を実施するほか、共同でセミナーや会議の開催、出版物による情報交換や専門家の派遣・研修生の受入れなど人材交流も実施、プロジェクトを発掘する。また、インドネシアと周辺国の高速道路整備に対するPPPスキームの適用に関して意見交換する。
首都高速はすでにカンボジアやタイでも技術協力を結んでおり、海外の道路関係機関・政府と相次いで協力関係を構築している。日本国内での高速道路事業の成長が見込めない中で、海外での事業展開のステップにしていく方針だ。