パトカー追跡のクルマ、堤防に突っ込む

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8日午後10時10分ごろ、茨城県取手市内の県道を走行中の乗用車が路外に逸脱。堤防に突っ込む事故が起きた。クルマは大破し、運転していた36歳の男性が死亡している。事故直前まで千葉県警のパトカーに追跡されており、警察は事故の経緯を調べている。

茨城県警・取手署、千葉県警・我孫子署によると、事故が起きたのは起きたのは8日の午後10時10分ごろ。これより約10分前の午後10時すぎ、千葉県我孫子市青山(N35.52.45.1/E140.2.54.5)付近の国道6号をパトロールしていた我孫子署員が、一時停止を無視して国道へ進入してきた乗用車を発見。停止を命じたが、クルマはこれを無視して逃走した。

逃走するクルマは国道6号を北上し、茨城県側へ越境。千葉県警のパトカーは追跡を継続したが、クルマは約3km離れた取手市小堀(N35.52.40.0/E140.4.43.8)付近の県道を走行中に路外へ逸脱。道路左側の堤防に突っ込む事故を起こした。

クルマは大破。運転していた男性は近くの病院に収容されたが、全身強打でまもなく死亡。後の調べで我孫子市内に在住する36歳の男性と判明している。

現場は片側1車線の直線区間。事故はハンドル操作の誤りとみられており、千葉県警は追跡の正当性を主張している。

《石田真一》

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