横浜ゴムは8日、新しいタイヤづくりのコンセプト『BluEarth(ブルーアース)』を立ち上げると発表した。「環境性能のさらなる向上+人、社会に優しい」をテーマとして、国内・海外で展開していく。
BluEarthは、同社の低燃費タイヤ「DNA」シリーズの「ころがり抵抗低減による燃費の向上」を基盤に、環境性能を一層向上するのに加え、ドライバーや同乗者、周辺生活環境に対する負荷低減性能の実現を図るためのもの。
具体的には、低燃費性能による燃費の向上、豊富なサイズをラインナップすることでユーザーの選択肢を拡げ、CO2削減に広く貢献する。また、静粛性や乗り心地、ウェットグリップ性能バランスを高次元で実現、低燃費性能のために犠牲になる部分を抑える。このほか、ユーザーだけでなく、周辺生活環境にも配慮するため、車外騒音(通過音)も低減する。
同社はBluEarthコンセプトを世界中で導入、「地球環境に良く、快適であり便利なタイヤとは何か?」を使う人の視点から考えたタイヤづくりを進める。