スマートシティプロジェクト、伊藤忠など4社が参画

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伊藤忠商事、清水建設、日立製作所、山武は4日、次世代環境都市の実現を目指す「スマートシティプロジェクト」に参画すると発表した。

スマートシティプロジェクトは、異業種企業が先端技術と各地で実施している実証実験データを共有し、新しい技術・事業の創出、様々なニーズ・制約条件に対応した次世代環境都市の実現を目指すプロジェクトで、一般社団法人のフューチャーデザインセンターが推進している。

プロジェクトでは、自動エネルギー管理・運転等を行うスマートビルや、電力のデマンドレスポンスに対応するスマートハウス、電気自動車やITSを含めた次世代自動車インフラシステム、天候等に応じた発電予測や蓄電池との連携による電力の安定供給などについて展開する。

国内では千葉県柏市柏の葉地域にでの次世代環境都市計画、海外では先進国や新興国における提案活動を進めており、国内外への早期展開をめざしている。同プロジェクトへは、すでにSAPやシャープ、日本ヒューレット・パッカードなどが参加している。

伊藤忠は茨城県つくば市で、電気自動車を活用した実証実験を行っており、清水建設はマイクログリッドやCO2排出量の削減技術、日立はエネルギーインフラ構築力、山武がビルオートメーションシステムなどが得意で、4社がプロジェクトに参画することで、体制の強化が図れるとしている。

《レスポンス編集部》

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