9日に幕を閉じたWRC(世界ラリー選手権)第5戦、「ラリーニュージーランド」。分別のない観客のある行動が、クラッシュを引き起こした。
とんだ迷惑を被ったのは、オークランド出身の若手WRCドライバー、マーク・タッパー選手。彼の三菱『ランサーエボリューション』は、第15ステージを快調に走行していた。
すると、左高速コーナーに差しかかったところで、コース脇にいた観客が、突然ズボンを脱いでお尻を露出。これが目に入り集中力が鈍ったのか、マーク・タッパー選手は車両のコントロールを誤り、コースアウト。車両は横転し、リタイアとなった。
メディアの取材に対して、マーク・タッパー選手は、「白いものに一瞬気を取られ、クラッシュしてしまった」と悔しがる。このとんでもない観客、オンボードカメラがしっかり捉えており、動画共有サイトで公開されている。