ホンダは、5月21日から5月23日までポートメッセなごやで開催される国際福祉健康産業展(ウェルフェア2010)に、今年6月に発売予定の、『インサイト』用「ホンダ・テックマチックシステムDタイプ(フロア式)」の装着車を出展する。
ブースでは、より多くの人に移動の喜びを提案したいとの同社の想いから「Fun for Everyone. Honda」をテーマに、介護車両や両上肢に障がいのある人が両足だけで運転操作できる足動運転補助装置「ホンダ・フランツシステム」、身体の状態に合わせて選択できる運転補助装置「ホンダ・テックマチックシステム」などを展示する。
昨年発売したフィット用のテックマチックシステムDタイプ(フロア式)は、従来モデルを改良し、ゆるやかな加速やブレーキの効き始めの手応えが分かりやすいようにしたほか、レバー部/ペダル部の機構をコンパクトにして運転席の足元スペースを拡大した。
福祉車両の開発では、ユーザーと共同して徹底的な改善を重ね、障がいのある人に運転する楽しさや快適性を提供する商品を提供するとしている。
また、加齢などにより脚力が低下した人の歩行をサポートする「リズム歩行アシスト」も出展する。今回、装着のしやすさ、フィット感を向上させるとともに、コンパクト・軽量化を図った。