パナソニックは、グローバル市場における現地主導の商品づくり強化を目的に「グローバルコンシューマリサーチセンター」を設立する。
同社ではグローバル展開を加速していく方針で、その取り組みの中核となる新興国市場のボリュームゾーン攻略では、現地の生活実態の徹底把握・理解に基づいた顧客目線での商品企画力が重要になると判断。生活研究機能の強化を図るため、インドやブラジルなど重点新興市場の各地域に、現地生活研究拠点を新設する。
同時に、日本国内にグローバルな生活研究ハブ拠点として、グローバルコンシューマリサーチセンターを設置する。
各地域の生活研究で得たナレッジや顧客ニーズを同センターに集約、グローバルに共有化することで、商品開発・デザイン・市場開拓の強化に向けて、開発リソースの効率化・高位平準化を推進する。