中国といえば、上海万博のテーマソングが話題になったばかりのパクリ天国。モーターショーにおいても中国メーカーによるコピー車が多数出品されていて、日本車によく似たクルマを見たときに「正式な技術供与や業務提携なのか? それともコピーなのか?」とまず考え込むことも少なくない。しかし、そんなコピー車事情も今までとはちょっと流れが変わってきた。フルコピーではなく、ほぼコピーなんだけど顔とお尻だけを変更して“オリジナルを装う”クルマが増えているのだ。理由はふたつ考えられる。ひとつは購入者もコピー車をコピーと認識しており、「もしかしたらコピー車は恥ずかしいんじゃないか?」という意識が芽生えてきたこと。そういう人たちに対し、フロント形状を変更することでコピー車に対する劣等感を軽減しているようだ。もうひとつは、著作権意識の変化。上海万博のテーマソング事件が中国国内からも批判されたように、若干ながらも「パクリはよくない」という風潮が中国にも広まりつつあるようだ。
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