ボタン式信号を使わずに横断、ひき逃げされる

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24日午前2時25分ごろ、島根県出雲市内の県道で、道路を横断中の男性がクルマにはねられ、重傷を負う事故が起きた。クルマは現場から逃走したが、警察は後に出頭してきた21歳の男を自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

島根県警・出雲署によると、男性は数メートル弾き飛ばされ、近くの病院に収容されたが全身強打で重傷。後の調べで雲南市内に在住する56歳の男性と判明している。クルマはそのまま逃走したため、警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、同日夜になってから出雲市内に在住する21歳の男が父親に連れられて出頭。ひき逃げの事実を認めたことから、25日未明に逮捕した。

現場は出雲市今市町(N35.21.26.8/E132.45.54.1)の県道で、側2車線の直線区間。歩行者用の押しボタン信号機の設置された横断歩道があるが、男性はその手前を横断していたとみられる。調べに対して男は「怖くなって逃げた」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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