レクサスカナダ、IS の広告を急遽差し替え

自動車 ビジネス 企業動向
問題の広告のスクリーンショット。「人が乗っていない」ため、意図しない加速を連想する可能性があるという。
  • 問題の広告のスクリーンショット。「人が乗っていない」ため、意図しない加速を連想する可能性があるという。
  • IS C
  • IS350
  • IS F

レクサスが4月上旬、カナダの同社ウェブサイトに掲載した『IS』の広告写真。ある理由で、この写真が差し替えられていたことが判明した。

差し替え前の写真は、レッドの『IS-C』、シルバーの『IS』、ブルーの『IS-F』の3台が並べられ、FR駆動車らしく、後輪からタイヤスモークを上げる迫力のショットが見られる。ISのスポーツ性が前面に押し出された広告である。

もちろん、この画像は合成された写真なのだが、この写真にクレームが付いたようだ。実は、3台ともドライバーが搭乗していないのだ。無人状態のISがタイヤスモークを上げているのだから、見る者からすれば、ISがドライバーの意図しない加速を引き起こしていると連想する可能性がある。

4月21日現在、問題の写真は別のカットに差し替えられている。レクサスカナダにとっては、非常にタイミングの悪い広告となったようだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集