ヤマハ発動機、公募増資などでの資金調達額約742億円、研究開発費に

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ヤマハSuper Tenere/XT1200Z
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ヤマハ発動機は13日、4月2日に発表した増資に関し、新株発行価格と売り出し価格を1株1231円に決定したと発表した。

公募による新株発行の申し込み期日は14 - 15日。払い込み期日は20日とする。公募による新株発行価格の総額は677億500万円になる。

同社株式を825万株売り出す。売り出し価格の総額は101億5575万円になる。申し込み期間は4月14 - 15日、受渡日は21日に設定した。

第三者割り当て増資による新株発行の払い込み金額は1株1180円20銭とし、払い込み金額の上限は97億3665万円。申し込み期間は5月10日、払い込み期日は11日となる。

公募増資と第三者割り当て増資による手取り概算額の合計は742億8765万円で全額を研究開発資金にあてる。2010年度から12年度までの3年間に累計2020億円の研究開発投資を計画している。

二輪車・船外機の燃費向上を目指した次世代環境対応エンジンの開発投資に347億円、インド・中国を中心とした新興国向け低価格二輪車の開発に193億円、電動二輪車、電動アシスト自転車など電動車両の開発に80億円をあてる。

《編集部》

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