自動車や二輪車向け用品を開発・販売するミツバサンコーワは12日より、自動車の電動スライドドアをワンタッチで開閉できるスイッチ『タッチdeドア』を発売する。
電動スライドドアは手が塞がっている状態でも閉じることができ、不注意などによる隣車への接触を避けることができるなど高い利便性を持つが、いっぽうで重いドアハンドルを引く必要があるため、子どもや非力な人には使いづらいという側面があった。
タッチdeドアは、これを解決するためスイッチ操作によりワンタッチで開閉ができるようにした。車外、室内ともに装着することができ、3列目シートからでもドアハンドルまで手を伸ばさずに簡単にドアの開閉が可能となる。同社は、小学校低学年以下の子どもを持つ主婦や、お年寄りと同居している家族などにオススメだとアピールする。
スイッチ本体はどんなボディカラーでも違和感のないよう、クロームメッキを採用。3連ブルーLEDを採用し、スイッチが反応すると約3秒間点滅することで作動を知らせる。ワンタッチで作動する「短押しモード」と、1秒間押し続けると作動する「長押しモード」の切替も可能。また、防水規格「IP55」を達成し、雨などによる故障を防ぐ。
対応車種はトヨタ『アルファード/ヴェルファイア』、『ポルテ』、『ノア/ヴォクシー』、日産『セレナ』、『ルークス』、スズキ『パレット』、ホンダ『ステップワゴン』、ダイハツ『タント』。順次取付可能車種を拡大する。
価格は1万5000円。