首都高、渋谷-新宿開通…大橋ジャンクションに注意が必要

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首都高、山手トンネルを使って用賀-川口を走行
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28日、首都高速道路の3号渋谷線と4号新宿線を結ぶ区間が開通。開通した山手トンネルと3号渋谷線を接続するのが4層ループ構造の大橋ジャンクションだ。

大橋ジャンクションの高低差は最も大きい部分で約70mあり、上り下りどちらのルートもループを2周して接続する。実際にどんな感じがするのか山手トンネルを使って用賀から川口まで走行してみた。

28日18時半に用賀を出発、3号渋谷線は東名高速から流れてくる車両で渋滞していた。大橋ジャンクションを見物しようとする渋滞かと思われたが、大橋ジャンクションへ流れる車両は少数であった。

さて、大橋ジャンクションを走行してみる。東名から渋谷方面へ向かう線では、分岐路は追い越し車線側(渋谷から東名方面は走行車線側)にある、ジャンクションでの制限速度は40km/h。下り坂なのでエンジンブレーキを使うべく4段ATで3速にシフトダウンしたがそれでもスピードが付き2速に入れなければならない感じの勾配だ、導入路できちんとスピードを落とさずにカーブに侵入するとハンドルを取られるかもしれない。

また、ジャンクションでは2車線となっているが山手トンネルに接続する前に、車線がまた1車線となるので、ループ内でむやみに車線変更などはしないほうがよさそうだ。

今回は大橋ジャンクションを下ってみたが制限速度を守れば安全に走行できるはず。しかし、エンジンブレーキの使用を促すメッセージが示されていなかったようにも思えた。2013年度には中央環状品川線とも接続し、さらにジャンクション内でのクルマの動きは複雑になるはずので、今後の改善に期待したところ。

その後、山手トンネルで新たに開通した区間の流れはスムーズ。しかし、中央道の流れが入ってくる西新宿ジャンクションを過ぎてからは渋滞であった。

おおよその所要時間は、用賀を出発したのが18時30分で川口到着が20時00分なので、1時間半となったが、渋滞がない場合もっと短縮できるはず。山手トンネルを使ったルートでは、熊野町ジャンクションでの車線変更が緊張する場面となるが、都心環状線を通過するより、はるかにドライバーのストレスも軽減されるだろう。

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