[動画]GMの次世代ヘッドアップディスプレイ

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次世代セットアップディスプレイのアピール映像
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GMは17日、開発中の次世代ヘッドアップディスプレイの概要を明らかにした。動画共有サイトでは、その革新性をアピールした映像が公開されている。

現行のヘッドアップディスプレイは、ドライバー正面のガラス部分に、速度などの情報を小さく表示するものが主流。しかし次世代型では、フロントウインドウ全体を巨大なスクリーンに見立て、さまざまな情報を表示するのが特徴だ。

GMは複数の大学と連携して、次世代ヘッドアップディスプレイを開発中。ドライバーの安全性をさらに高めることが最重要視された。カメラやセンサーには、最新技術を導入し、航空機の着陸時に使用されるレーダー技術も応用されている。

例えば、霧の中を走行中に路肩が見えづらい時、ブルーのレーザー光線によって、フロントガラスに路肩のラインを表示。これにより、ドライバーは車線がつかめるという仕組みだ。さらに、暗視監視システムの「ナイトビジョン」とも連携し、前方の歩行者や動物の存在をドライバーに知らせてくれる。

また、GMが2009年、オペル『インシグニア』で実用化した「オペルアイ」を発展させ、速度規制や道路工事などの標識をカメラが読み取り、フロントガラスにピンクのレーザー光線で囲み表示。ドライバーが速度を落とさない場合、警告を発する。

実用化されれば、ドライバーに役立ちそうな新ヘッドアップディスプレイ。その革新的な内容を紹介した映像は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

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