BMW、初のFFモデル投入へ

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  • ライトホーファー会長(3月17日、決算発表)
  • ライトホーファー会長(3月17日、決算発表)

BMWは17日、将来的にFFモデルの投入を計画していると発表した。『1シリーズ』の下に位置する新しいエントリー車への採用が有力だ。

これはBMWグループのノルベルト・ライトホーファー会長が、17日の決算発表の場で明らかにしたもの。同会長は、「BMWは将来、急成長している小型車市場への参入にあたり、FFモデルを投入します」と宣言した。

BMWといえば、後輪駆動へのこだわりが強いメーカー。『3シリーズ』や『5シリーズ』はもちろん、最も下に位置する1シリーズでも、FR駆動を基本としている。

BMWブランドとしての初のFFモデルは、1シリーズの下に位置する入門車として発売される見込み。将来的には、『MINI』とシャシーを共用化する方向で、開発は進められているようだ。

BMWグループは2008年から2020年までの13年間に、全世界でCO2排出量の25%削減を目標に掲げる。中国やインドなどの新興国にも投入される入門FFモデルは、この目標達成に大きな役割を果たすと見られる。

《森脇稔》

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