フェラーリが『599GTBフィオラノ』をベースに開発したハイブリッド実験車が『HY-KERS』だ。フロントのエンジンは、599と同じ6.0リットルV型12気筒。7速デュアルクラッチF1トランスミッションとともに、リア部分にモーターをレイアウトする。小型軽量なモーターは、最大出力100ps以上を発生。車両重量の増加も、最低限に抑えた。エンジンとモーターの出力は、7速デュアルクラッチF1によって制御され、HY-KERSはモーター単独、エンジン単独、エンジン+モーターの3つの走行モードを備える。駆動方式はFRのままだ。減速時には、モーターがジェネレーターを回して、発生した電力をバッテリーに蓄える回生ブレーキを採用。この回生ブレーキには09年のF1マシン、「F60」に導入された「KERS」(キネティック・エナジー・リカバリー・システム)のノウハウが応用されている。
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