【ジュネーブモーターショー 10】2日開幕、80回目の節目でワールドプレミア多数登場

自動車 ニューモデル モーターショー
会場のPALEXPOでは、設営作業が急ピッチで進められていた
  • 会場のPALEXPOでは、設営作業が急ピッチで進められていた
  • チューナー/コーチビルダーも個性豊か
  • フェラーリ599ベースのハイブリッド
  • 日産『ジューク』。一見3ドアに見えるが、ブラックアウトされたドアノブが窓枠部分に置かれるアルファ156/147風。
  • 紫のど派手なボディカラーか強烈なベントレー『コンチネンタル』
  • ピニンファリーナ、イタルデザイン、ACシュニッツァー、ザガート…。名だたるカロッツェリアやコーチビルダーがブースを構える。写真にはないが2009年に経営問題のため出展を見合わせたベルトーネのブースも今年は復活。欧州車好きにはたまらない。
  • カロッツェリア/デザインハウスの出展も多数
  • カバーに覆われて明日のお披露目を待つ出展車。

3月2日より、ジュネーブモーターショーのプレスデーがスタートする。開幕前日の1日、ジュネーブ・コアントラン国際空港に隣接するショー会場の「PALEXPO」では、各ブースの設営準備が慌ただしく進められていた。

1905年に第1回を開催したジュネーブショーは、今年で80回目を迎える。記念すべき今回のショーでは、30か国から250社以上の出展社が見込まれており、100を超えるワールド/ヨーロピアンプレミアが登場する予定だ。

注目のモデルをいくつかピックアップしよう。

トヨタは、欧州では初めてハイブリッドの生産がスタートするトヨタ『オーリスHSD』、プレミアムCセグメントでは初のフルハイブリッド搭載を謳うレクサス『CT200h』が登場。日産は、斬新なスタイリングが話題の日産『カザーナ』、そしてここ欧州でもよく見かける『マーチ(マイクラ)』の後継モデルもお披露目となる。ホンダは、三輪のコンセプトモデル『3R-Cコンセプト』と先日発表されたハイブリッドクーペの『CR-Z』が欧州デビューを飾る。

欧州勢は、アウディの本格スポールモデル『RS5』やエントリーの『A1』、『CLS』の後継と目されているメルセデスの『F800スタイル』、アルファロメオ『147』の後継として登場する『ジュリエッタ』、プジョーの上級サルーン『5 byプジョー』、そしてコンパクトオープンのルノー『ウインド』あたりに注目。

さらにフォルクスワーゲンは『クロスポロ』『ポロ GTI』『トゥアレグ』『クロスゴルフ』といった新モデル攻勢、BMW『5シリーズ』やフェラーリの『599』、そしてロータス『エヴォーラ』をベースとするハイブリッド勢やPHV/EV系のコンセプトカーも多数出展が予想されている。

プレスデーは3月2日・3日。4日からは一般公開日がスタートする。

《北島友和》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集