ホンダソルテックの太陽電池、甲子園球場で稼動

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ホンダの薄膜太陽電池を設置
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ホンダの子会社で太陽電池の製造・販売を手がけるホンダソルテック(数佐明男社長、熊本県菊池郡)は1日、同社の薄膜太陽電池が同日から阪神甲子園球場で稼動を始めたと発表した。

球場のリニューアルにともない、「銀傘」の愛称で親しまれている内野席の屋根に設置された。推定発電量は同球場の年間消費電力の5.3%に相当する19万万3000kWh。阪神電気鉄道によると、火力発電を利用した場合に比べCO2(二酸化炭素)排出量を年間133t削減できるという。

同社の薄膜太陽電池は、銅-インジウム-ガリウム-セレン(CIGS)の化合物を素材とした太陽電池で、製造時から環境にやさしい太陽電池であることが特徴。2007年から一般住宅用商品を、08年からは公共・産業用商品を販売している。

《編集部》

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